信用口座と証券総合口座の違い

信用口座と証券総合口座ってどう違うの?

信用口座を開設すると、これまでの証券総合口座を使った場合と異なり、MRFを利用できません。

MRFとは「マネーリザーブドファンド」と言い、証券会社における普通預金のようなものです。

このMRFで運用していれば銀行の普通預金よりちょっと高いくらいの利息(正確には分配金)を受け取ることができるのです。

しかしながら、信用口座の場合は証券会社に預けている資金は「委託証拠金」とする必要があります。そのため、投資信託としてMRF運用をすることができずに、扱いとしては預かり金となります。

そして、その預かり金では金利収入を得ることはできません。これはちょっともったいないですよね。

そこでご紹介するのがSBIネット銀行のハイブリッド。

住信SBIネット銀行が提供しているハイブリッド預金とは、同グループである「SBI証券」の投資資金としても使えるというまさしく「ハイブリッド」な預金です。

(参照→初心者のための"ネット銀行"・入門

(参照→ネット銀行:おすすめの3つの使い方

SBI FXTRADE

そして、このハイブリッド預金として預けられている資金SBI証券の委託証拠金としても利用可能なのです。このハイブリッド預金は必要なときだけ必要な額をSBI証券口座分とすることになっています。

つまり、この仕組みを活用することで預かり金として死に金となる問題を回避できるのです。

たとえばハイブリッド預金に150万円を預金していたとします。

この場合、普通に証券会社で信用取引用の担保(委託証拠金)とした場合、150万円は証券会社から出金するまで無利息で運用されます。

一方でハイブリッド預金を使った場合はどうでしょうか?

建て玉を建てていない場合、150万円は全額、住信SBIネット銀行のハイブリッド預金として預金されていますので、その間は当然利息がつきます。

そして、仮に、その後SBI証券信用取引として300万円の建て玉を建てたとします。

必要な委託証拠金率は33%(SBI証券の場合)なので、300×33%=99万円が必要な委託証拠金となります。

この場合は、ハイブリッド預金から必要な99万円だけがSBI証券口座に移ります。つまり残りの51万円はハイブリッド預金として運用されるのです。

その後、建て玉の一部を解消して、建て玉が100万円になった場合、必要な委託証拠金は33万円になりますので、SBI証券にある99万円-33万円=66万円が再び住信SBIネット銀行のハイブリッド預金に戻るのです。

社会人になったら投資をはじめよう!

社会人になったら投資をはじめよう!

株,株式,投資,社会人,資産家,口座開設社会人になり、自分でお金を稼げるようになったら、是非投資を始めてみてください。勿論株式投資でなくとも、はじめやすいFXでも構いません。

何故始めるべきかと言うと、社会で上手く生き抜くための知恵を身につけるためです。

例えば新人の方は特に、税金について全く知識がありません。自分の給料から引かれている税金の内容を把握していないため、万が一余計なお金が引かれていたとしても気付きもしないのです。

すべて会社がやってくれる、会社が言う通りにしていれば良いという意識でいると、知らぬ間に会社の不正に加担していた!などという可能性も充分にあります。

投資を行なうと、嫌でも税金に関して詳しくなっていきます。特に自分がどれだけの給料や株での利益を得ていたら、どれだけの税金を払う必要があるのか、素早く計算できるようになります。

また、これ以上儲けられれば税金を引かれても得になるが、これ以下だと逆に損になるということも分かってくるでしょう。

自分の会社の株主になって、より事業に関心を持ち、一体会社がどれだけの利益を出し、どれだけの損をしているのかを知るのも良いでしょう。

また何故ここのところ業績が悪いのか、景気が悪くなった原因は何かなど、おおまかにでも検討がつくようになります。社会経済を見るとはそういう点からも、社会人として大変有益な情報を多く秘めています。

株や投資はギャンブルではない!

株や投資はギャンブルではない!というけれど……

株,株式,投資,社会人,資産家,口座開設投資とはお金をただもてあそぶだけのギャンブルとは違い、企業に出資することであり、企業を助けることでもあるので、社会貢献に繋がっていると言う投資家が多いです。

確かに資産の運用と言えば聞こえは良いですが、必ず儲ける、必ず増えるという確証のないものにお金をつぎこむことは、ギャンブルではなくとも、高いギャンブル性を秘めているものだと思います。

株で大きく儲けた経験のある方は、その栄光が忘れられず、投資にのめりこんでいきます。少しでもお金に余裕があれば、どんどん投資につぎ込んでゆくようになるでしょう。

 

しかし、これは怖いですよね。万が一大きな損益が出て、資産がゼロになってしまったら取り返しがつきません。多くの時間とお金を失ってしまうため、気力もなくなってしまうかもしれません。

いいえ、決して株はしない方が良いと言っているわけではなく、万が一なくなってしまっても、生活に支障のないお金を投資に使うべきだと言っているだけです。

なくなっても良いお金などあるわけがないですが、例えば生活に響かないもの。ローンの返済に困らないもの。子供の養育費ではないもの。今後、必ず必要になる貯えではないもの。

本当に、自由に使って遊べるお金で、使ってしまっても構わないと思う金額を投資してください。あなたがどれだけお金に困っても、証券会社は助けてくれませんし、投資した企業も助けてくれません。

自分の生活と自分のお金は、あくまでも自分の意思と責任で守らなければならないのです。

ただ、実際に自由に使えるお金があった場合、着飾るための装飾品につぎ込んだり、ギャンブルにつぎ込んだり、旅行でパッと使ってしまうよりも、投資で社会貢献しつつ、自分の資産を増やすことを考えたほうが堅実ですよ、ということ。

あなたの将来や老後を考えて、誰かが貯金していてくれるわけではありませんし、年金をあてにすることもできなくなりましたから、お金を大事に守ることを考える必要がありますよね。

企業の業績が悪化することで、下落

企業の業績が悪化することにも、きちんとした要因があります

景気が関係しています

株,株式,投資,デメリット,損失,景気,デフレ株価は日本経済が成長しているときは大幅に上がり、低迷すると大幅に下がります。これは、企業の株価の価格を作り上げているのは、企業利益であり、その増減によって株価が動くからです。

当然ですが景気が良くなれば企業は大きな利益を出せますし、株価は上がりますよね。しかし逆に不景気になると業績は落ち込み、その企業の株の売買で儲けようと考えていた投資家たちが、見切りをつけて売りに出します。

するとどんどん会社は出資してくれる人を失い、元気がなくなっていって、さらに業績が悪くなっていくという悪循環をもたらすのです。

金利が関係しています

企業の借入金(借金)が多い場合、金利が高くなると、利息の負担が大きくなり、運営が圧迫されます。生産業を行なっている企業などは、設備への投資を少なくしたり中止したりしなければいけなくなり、生産量が大きく減ることになるでしょう。

生産量が減るということは、当然売り上げや利益も少なくなることを意味しますよね。すると株価は下がるのです。

円高が関係しています

例えば、日本で300円の価値がある商品を、海外に輸出して販売しようとしたとき、1ドル150円のときに売れば2ドルで売ることが出来ますが、1ドル100円の円高のときに売ると、消費者たちは3ドル支払わなければその商品が買えないわけです。

すると、海外では「この前まで2ドルで買えた商品が、3ドルに値上がりしたならいらないわ」となり、商品が消費されなくなります。結果、輸出量が減る。生産量が減る。売り上げが減り、株価が下がるという仕組みです。

株式投資に為替レートは関係ないと考えている方も多いかもしれませんが、大きな間違いです。株は経済状況に簡単に左右されますから、円高のときは株価が値下がりすることを、どうかお忘れなく。

どんなときに株価が下がるのか、具体的に教えて!

デメリットを回避したい! どんなときに株価が下がるのか、具体的に教えて!

 

投資をするってどういうこと?で、少し触れましたが、株価はこんなときに変動します。

「株を買いたい人」が多ければ株価は上がり、逆に「売りたい人」が増えれば株価は下がる。

人が、その会社の株を買いたくなる要因はなんだと思いますか?

売りたくなる要因はなんでしょうか? そう考えると、どんなときに株価が変動するのか、何となくお分かりいただけるのではないでしょうか。しかし、もっと具体的に知りたい!

という初心者さんたちのために、ここではもう少し具体的にご説明致します。

企業の業績が関係しています

株価の値動きの中で一番重要なのが、企業の利益状況です。企業の利益が増えれば、一般的に株価も上がりますし、逆に利益が減れば株価は下がります。

企業利益というものは、毎年上がっていくことが好ましいですが、不景気の中ではどうしても上下するものですよね。例えば爆発的に売れる新商品を出したとしましょう。しかしその新商品がずっと売れ続けるとは限りません。

2~3年の人気は保てても、それ以降は徐々に下火になっていく可能性が大きいと思います。株で儲けるためには、その企業の今後の利益がどうなっていくのかを、しっかり考えること。

長期的な成長をするにしても、短期の上昇でも、一番高い値がついているときに売りたいものですからね。

お金を失うことがデメリット

お金を儲けることがメリットならば、お金を失うことがデメリットなのです!

株,株式,投資,デメリット,損失,景気,デフレこれから株を始めようと考えている方たちに、どうしても知っておいて欲しいこと。それが、【株では損をする場合も大いにある】というデメリットです。

株で儲けるためには「安く買って高く売る」ことが基本となるわけですが、折角買った株の株価がずっと上がり続けるわけではありませんよね。

様々な事情があり、常に上がったり、下がったりを繰り返すのですが、やはり【下がりっぱなし】というケースも少なくないのです。

では株価が下がりっぱなしになると、どうなるか。例えば10万円で買った株の株価が下がり続け、現在は8万円の価値しかない……となれば、その場ですぐ売却しても2万円の損をします。

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買った金額と売った金額に、差が生じて損をすることを売買損と言いますが、ではこの売買損を少しでも防ぐために、株価が下がったらすぐに売り払ってしまえばいいかと言えば、そうとも限りません。

 

現在は下がっていますが、ちょっとしたきっかけで会社の業績が上向きになり、株価が元に戻ることも、さらに上がることも考えられるのです。

もしも、株価が8万円に値下がりしたからと言って、慌てて売却したあとに、株価が一気に値上がりし、11万円になったとしたら、3万円分損をした気分になりますよね。

手持ちの株価が今後どう動いていくかを知るには、企業のことをよく勉強すること。手持ちの株の株価が何故下がったのか、何故上がるのかを調べること。

これがデメリットを防ぐための一番の打開策です。

株のデメリットはまだあります。もしも、買った株の会社が倒産した場合には、その株は価値のない、ただの紙切れになってしまうということ。つまり10万円で買った株なら、10万円を失うということになります。

日頃から企業の景気について調べ、社会の経済傾向などを知っておけば、倒産するような状況になる前に株を処理出来ますから、いくらでも回避出来ます。

株を持つと、情報収集を怠ることが命取りになるので、充分注意してくださいね!

株式投資だけで生活している資産家さんたちは、どんなことをやっているの?

株式投資だけで生活している資産家さんたちは、どんなことをやっているの?

株式投資では、キャピタルゲインとインカムゲインで儲けるということは「投資するってどういうこと?」でお話しましたが、この株式投資だけで悠々自適な生活をしていらっしゃる投資家さんたちが、日本には数多くいます。

 

彼らはたくさんの知識と経験を持ち、ものや会社を見る能力や感性が高いのだと思いますが、ここでは彼らが具体的にどのような方法をつかって儲けているのかをご紹介します。

インカムゲイン(配当金)とは、株を持っていれば毎年受け取れるもので、銀行の利息に似たものですが、資産家さんたちはこの配当金を上手に使っているようです。

株主が受け取れる配当金は、株を発行している会社によって違いがありますが、だいたい株価の2~3%くらいです。 会社によっては毎年、3%以上の高い配当金を出している会社もあるので、株を購入するときは、様々な企業をよくよく調べてみてください。

さて、株を持っている会社が配当を続ける限り、受け取れる配当金は不労所得として得る事ができます (ただし、買った株が値下がりしてしまうリスクもあり、年利に換算すると数%程度の配当金の為にお金を投資することになることもあるので注意してくださいね!)。

 

そこで、この配当金を賢く得る良い方法があるのです。それは、 大きく儲かった時に、儲かった分だけ株を残しておき、最初の投資額は次の投資にまわすという方法です。

例を上げると、購入した200万円分の株の株価が50%値上がりし、300万円になたっとしましょう。 その時、最初に買った200万円分の株を売却し、最初に投資したお金をすべて手元に取り戻します。

すると、株を購入するために使った200万円が戻ってきて、実質の損失が+-ゼロになりますが、さらに儲けた100万円分の株が残るわけです。

しかしこの100万円分の株は、タダで手に入ったようなものなので、もし値下がりしたとしても実際の【損】にはなりませんよね。そして戻ってきた200万円で、また新しい株を購入し、これらの作業を繰り返していくのです。

この100万円の株さえ持っていれば、株価の値動きを気にする事なく、毎年、配当金だけを受け取る事ができるようになります。この様な不労所得を生んでくれる株を多く所有することで、将来働かなくても配当金で生活ができる様になるかもしれませんね!