株式投資だけで生活している資産家さんたちは、どんなことをやっているの?

株式投資だけで生活している資産家さんたちは、どんなことをやっているの?

株式投資では、キャピタルゲインとインカムゲインで儲けるということは「投資するってどういうこと?」でお話しましたが、この株式投資だけで悠々自適な生活をしていらっしゃる投資家さんたちが、日本には数多くいます。

 

彼らはたくさんの知識と経験を持ち、ものや会社を見る能力や感性が高いのだと思いますが、ここでは彼らが具体的にどのような方法をつかって儲けているのかをご紹介します。

インカムゲイン(配当金)とは、株を持っていれば毎年受け取れるもので、銀行の利息に似たものですが、資産家さんたちはこの配当金を上手に使っているようです。

株主が受け取れる配当金は、株を発行している会社によって違いがありますが、だいたい株価の2~3%くらいです。 会社によっては毎年、3%以上の高い配当金を出している会社もあるので、株を購入するときは、様々な企業をよくよく調べてみてください。

さて、株を持っている会社が配当を続ける限り、受け取れる配当金は不労所得として得る事ができます (ただし、買った株が値下がりしてしまうリスクもあり、年利に換算すると数%程度の配当金の為にお金を投資することになることもあるので注意してくださいね!)。

 

そこで、この配当金を賢く得る良い方法があるのです。それは、 大きく儲かった時に、儲かった分だけ株を残しておき、最初の投資額は次の投資にまわすという方法です。

例を上げると、購入した200万円分の株の株価が50%値上がりし、300万円になたっとしましょう。 その時、最初に買った200万円分の株を売却し、最初に投資したお金をすべて手元に取り戻します。

すると、株を購入するために使った200万円が戻ってきて、実質の損失が+-ゼロになりますが、さらに儲けた100万円分の株が残るわけです。

しかしこの100万円分の株は、タダで手に入ったようなものなので、もし値下がりしたとしても実際の【損】にはなりませんよね。そして戻ってきた200万円で、また新しい株を購入し、これらの作業を繰り返していくのです。

この100万円の株さえ持っていれば、株価の値動きを気にする事なく、毎年、配当金だけを受け取る事ができるようになります。この様な不労所得を生んでくれる株を多く所有することで、将来働かなくても配当金で生活ができる様になるかもしれませんね!